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浅見の独り言

 

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巻頭言 2009,6,2
 昨日、全国教育系大学剣道連盟が発刊している「ゼミナール剣道」の巻頭言の原稿を送った。今年も7月初旬にある「全国教育系大学剣道ゼミナール・大会」には行けないので、依頼されたことは果たさないとね。

 どんなことを書いたかというと、「武道必修化」に関してのこと。公刊される前に全文をここに書く訳にはいかないので、後半部分だけを公開しちゃおう。




 (前略)最近、私が注目した文章(もちろん剣道の研究に限ればの話)が2つあります。ひとつは今年の5月に出版された、日本武道学会研究専門分科会編『剣道を知る事典』(東京堂出版)に収められた「なぜ剣道というのか?」(pp.178-179)です。執筆者は筑波大学の酒井利信氏です。
 剣と刀の区別(両刃と片刃)から、両刃の「剣」は「片方の刃は敵に向き、もう片方の刃は自らに向いている」ことになり、古流での「自分の持つ太刀で敵を斬るのみならず自分の中にある邪心を斬る」という考え方を紹介し、「持つのは日本刀であり片刃の刀であるが、気持ちとしては両刃の剣」が成り立つとし、現代剣道はこうした考え方を踏襲して、竹刀を使った「刀道」とはいわず、「剣道」であるとしたものです。
 「剣術」・「剣法」か「剣道」かというように、術・法・道についての考察は目にすることはあったのですが、「刀道」と「剣道」という捉え方には感心させられました。たまたま全剣連の将来構想委員会の文章の中に、「自耕の剣」という表現がありましたが、なるほどこの意味であったかと理解が一段と深まったように感じました。竹刀は剣であり、剣道は相手との交互作用とともに、自己へと向かう。・・・よくよく吟味あるべし、ですね。
 もうひとつは、日本武道学会剣道専門分科会シンポジウムでの巽申直氏の講演記録(『武道学研究』第41巻第3号、pp.43-48)です。それがこの本号に転載されています(許可していただいた日本武道学会剣道専門分科会に感謝)。じっくりと読み込んでいただくことを願うものです。



 この独り言を読む人には、「一体何のこっちゃ?」と思うかもしれませんが、ま、いいか。


 文章を頼まれると言えば・・・今朝、附属中学校で図書委員会の生徒から、「先生、おすすめの本について、題名・著者・その紹介文(300字以内)を書いてください」と頼まれた。
 さて、ドーすべ〜? 「眠 狂四郎(柴田錬三郎)でもいいか。」と言ったんだけど。やっぱり「バガボンド」の原作かな?


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